兄と弟と未知なる世界1(生態研究クエその1)
少し前から何となく衝動に駆られて、初期に実装された異世界クエのSSを撮り直すという酔狂なことをやっております。
でもってエクラージュ実装に際して、ちょっとリバイバル的に過去の異世界クエを載せたこともあって、機会があればまだ掲載していない主要クエ6種も載せてしまいたいという野望を抱いたりしていました。
そんなわけで今回はそのリバイバル企画として、異世界の「生態研究」クエを取り上げたいと思います。だめと言われてもやります。


※※※以下には、「生態研究」クエストのネタバレ及び、各種異世界関連クエストや異世界の世界観に関するネタバレが含まれます※※※





さてさて、早速見ていきたいところなのですが、クエの紹介に入る前にちょっと補足しておきたい点があるので、そちらを先に説明してしまいます。
まずこのクエは、異世界実装当時と現在で一部内容が差し替えられています。今回は差し替えされる前に撮った内容をメインにしていますが、一部SSに不備のある部分については、最近新たに撮り直したものを使用しています。
また…これが結構重要なのですが、このクエの内容は、異世界最初期に実装された4種の駐屯地クエ(駐屯地の人々・会議のおとも・魔王モロクの追跡・生態研究)の中で唯一、異世界実装当時の状況を色濃く反映しているクエです。
他の3種のクエは今やったとしてもそれほど違和感はないのですが、このクエは異世界拡張パッチ(スプレ基地&マヌク村実装パッチ)以降の世界観を知った状態でやると、割りと「何で今更こんな分かり切っていることを?」みたいな台詞があるのです。
つまりこのクエは、プレイヤーもNPCも異世界について全然知識を持っていないという前提で話が進んでいくものであり、「このクエが実装された当時に明らかにされていなかった異世界の情報は、自分もNPCも知らない」という認識を持っておいた方が、彼らの発言の意味がすんなり分かると思います。
となると、その頃の異世界はどんな感じだったのか分からないと困りますね。
まず生態研究クエ実装当時の異世界マップは、駐屯地及びスプレFとマヌクF各2マップだけしか存在していませんでした。


ash_maplink.png
※この画像は未実装Wikiから拝借してきています。


ダークピンギやブラゴレ等のMobもまだいなかった時代です。
駐屯地にいる人達にとって異世界はまだ本当に未知の世界で、この世界はどんなところなのか、どういったMobが生息しているのか、全て手探りで調査を進めている状態でした。
この世界に知的生命体がいるのかどうかすら定かではなかったのです。
実際には、知恵の王の指輪の途中で会いに行くラフィネとサファの2人だけは、この頃から存在していましたけれどね。その2人を発見したことを報告するのが「小さな妖精」と「木の巨人」クエで、まだラフィネ族とサファ族のことを知らなかったからこそ、報告を受けた隊長は「かなり重大な発見」と言って驚いているわけです。
そんな、何処にどんな危険が潜んでいるか分からない環境の中で、未知の生物の研究をするという使命を帯びてやってきた双子の兄弟と共に、この世界について調査していく、というのがクエの概要です。
ではー、前置きが長くなりましたが、どんどん進めていきましょう。


プレイヤーが駐屯地を歩いていると、分厚い眼鏡をかけた青年が前からやってきました。
その青年と擦れ違おうとしたまさにそのとき、突然彼は何もない場所で足を滑らせ、盛大に尻餅をつきます。
…パッシブスキル「何もないところで転ぶLv10」を取得している私には笑うに笑えません\(^o^)/
思わず「いたた…」と呟く青年は、目の前のプレイヤーの存在に気付くと、恥ずかしさのあまりこちらが気の毒に思うほど顔を真っ赤に染めました。
青年に大丈夫かと声をかけると、


見苦しいところを…


彼は申し訳なさそうに大丈夫だと答え、見苦しいところを見せたことを詫びながら立ち上がります。
初対面である彼に自己紹介をすると、


Mob学者のルミス


青年は「ルミス=ブラック」と名乗り、自身のことを「共和国のMob学者の代表として異世界に連れてこられた」者だと語ります。
彼の言葉に「連れてこられた?」と聞き返すと、ルミスはその失言に気が付いて思わず口を押さえましたが、時既に遅し。前言撤回は出来ないと悟ったらしく、彼は気まずそうに視線を落としました。
ルミスが何故そう発言したのかというと、


実力で選ばれたわけではない


自分は実力で選ばれてここに来たわけではなかったから。
ルミスには双子の兄がいて、彼はとても優秀な植物学者でした。


優秀な植物学者の兄


その兄が先に共和国の植物学者の代表として選出され、彼の血縁者という理由で、Mob学者であったルミスも代表に選ばれたのです。
何せこの異世界は前人未到の地。赤の他人より兄弟の方が協力しやすいと判断されたのではないか、とルミスは言います。確かに協力して共同研究しやすい相手の方が、成果もあがりそうですよね。
でもそれは、ルミスにとっては迷惑な話でした。


兄弟だから仲良しという訳では


彼ら兄弟はどうやらそれほど仲が良いわけではないようで、兄と自分は違うのだとルミスは拗ねたように続けます。
彼がやりたかったのは、


新発見や探究をしたいんじゃない


Mobのデータを集めたり、資料を整理したりといったこと。
未開の地に分け入って新発見をしたり、探求をしたかったわけではなかったのです。
そんなルミスに、国へ帰りたいのかと訊ねると、彼はそういうつもりではない、とそれを否定。そもそも既にここへ来てしまっている以上、もう今更なことなのは彼自身も分かっていました。
ええと、プレイヤーは割りと気軽かつ頻繁にミッドガルドと異世界を行き来していますが、「駐屯地の人々」クエでAXのルーカスが話しているように、亀裂を通過するということはかなりの危険を伴うことなので、一応両世界の往来はそう簡単には出来ないということになっています。
もう既にある種の諦めはついている様子のルミスでしたが、それでも1つ大きな問題を抱えていました。


未だに何の研究もしていない


彼は異世界に来てから、未だに何の研究もしていなかったのです。
駐屯地に籍を置く研究者達は、定期的に報告書を提出しなければいけない決まりになっています。
そして、ルミスに与えられた研究課題は、


ルミスに課せられた使命


「食糧に出来そうなMobを探せ」というもの。
それを聞いて、


Mobを食べるのに何か問題が?


「何か問題が?」と、けろっと返すプレイヤーキャラが凄すぎるんだけどw
あ、因みにこのクエは珍しく、かなりの頻度でプレイヤーの発言が挿入されています。多分ほとんどカットしちゃいますが。
しかしそんなプレイヤーに対して、


食べられるかどうかなんて


問題は大有りだと訴えるルミス。
Mobの生態を調べるのではなくて、食べられるかどうかを判断するなんて、と語気を強めました。
一応彼も、この地で生きていくのには食糧が必要であることや、国からの配給物資だけに頼っているわけにもいかないことは理解しています。
でも食べられるMobがいるかどうかを調べるなど、彼からすれば野蛮なことであり…、


そういうの大っ嫌いなんだ


それは彼が「大っ嫌い」なことでもありました。
とは言っても、


何もしないわけにはいかない


国の代表として来ている以上、何もしないでいるわけにはいきません。
ルミスは愚痴っぽくなってしまったことを謝り、


今の状態がいいとは思わない


兄はこんな自分を嫌っているのだと力なく話します。自分でも今の自分の状態がいいとは思っていないことも。
折れそうになる気持ちを何とか持ち直し、「最低限の研究はしなければ」と腹を括って顔を上げるルミス。


驚愕するルミス


…だったのですが、彼はプレイヤーを見た途端、驚愕の表情を浮かべ…。
次の瞬間、「うようようねうねええっ!」と叫びながら、頭を抱えて座り込んでしまいました。
一体何事かとルミスに訊ねると、


あのネペが見えない?


彼は「あのうようよ動くネペンテスが見えないのか」と声をあげます。
その指さす方向に目を遣ると、


マンドラゴラに似たもの


氷の森の向こう、木々の隙間から、マンドラゴラに似たMobが顔を覗かせていました。
どうやらルミスは、


ウネウネが苦手


こういったウネウネ系のMobが苦手のようで、


ウネウネ気持ち悪い怖い


何を意図しているのか分からないその動きを「気持ち悪い、怖い」と騒ぎ立て、


泣きじゃくるルミス


終いには「あんなのがいたら研究なんて出来ない」と大人げなく泣き出してしまいました。
流石にこれは不憫…というか、学者の青年に目の前で座り込まれて泣きじゃくられているこの状況は何とかせざるを得ないので、プレイヤーは自分が行って倒してくることを彼に提案。
その申し出にルミスは随分と驚いた様子で、本当に倒してきてくれるのかと訊き返してきます。
それに頷き返すと、


駐屯地の外に行くということ


あれを倒しに行くと言うことは、駐屯地(異世界において比較的安全が確保されている場所)の外に行くことだと、更に念を押すルミス。
ですがこちらの気持ちに変わりがないことを察してか、外に出るためには警備隊の人に話しかけて許可を得なければいけないことを口にすると、


頭を下げるルミス


よろしくお願いします、と縮こまりながらも頭を下げてきます。
そんなわけで、


証拠に丈夫に見えるつるを


ルミスが怖がるネペを倒し、その証拠として丈夫に見えるつるを持ち帰ってくることにしました。


ネペを倒すべくマヌクFに出ようとすると、駐屯地と外部との出入りを監視している駐屯地警備兵に呼び止められます。
この先は未探査地域であるため、一部の研究員及び警備隊から許可を得たもの以外立ち入りを禁じているという警備兵に、ルミスからの頼みであることを告げると、どうやら彼もルミスのことを知っていたらしく。
警備兵は、ルミスが「テリスの双子の弟のモンスター学者」であることを言い当てると、


ようやくルミスも自分の仕事に


ルミスもようやく自分の仕事に取り掛かってくれるのか、今回の頼まれごととはそれに関係しているのでしょう、と探りを入れるように訊ねてきました。
更に警備兵はここだけの話と言って、


兄のテリスは奔走しているのに


兄のテリスは研究のために奔走しているのに、ルミスは何をしているのかと陰口を叩きます。
どうやらルミスは、先程のような有り様になったのは今回が初めてではないようで、警備兵も「ネペを見ただけであの騒ぎなんて、蔓が動くことの何が怖いのか理解出来ない」と呆れた様子。
ルミスの性格とここへ来た経緯を知らないと何とも気の毒な話ではありますが、あくまでこの警備兵の言ったことは彼一人が思っていることではなく、駐屯地の中でルミスがどういう目で見られているかを象徴した言葉だと考えていいでしょうね。
何はともあれ、研究の手伝いという名目で警備兵は通行を許可してくれたので、ささっとネペを退治してきてしまいましょう。


…まぁ実のところ、ここでのフラグ成立条件は、警備兵と会話して一度Fに出ることと「丈夫に見えるつる」を1つ持ってくることなので、ネペを一切倒してこなくても話が先に進んだりします=w=;
戻ってきたときにもルミスは相変わらず頭を抱えて座り込み、ネペに怯えていました。今までずっとその体勢だったのか^^;
戦利品を見せて先程のネペを倒してきたことを告げると、彼は「もう頭を上げても大丈夫なのか」と訊ねてきます。
その言葉を肯定すると、


僕の救世主だ


ルミスはプレイヤーに向かって救世主だと言い、立ち上がってこちらの両手を掴むとぶんぶんと強く握手をしました。
うようようねうねしたものを怖がると、兄をはじめ皆が自分を笑うけれど、


笑わないばかりかネペの退治まで


プレイヤーは笑わなかっただけでなく、ネペの退治までしてくれたとルミスは感激した様子です。
ルミスは改めて丈夫に見えるつるを見つめ、


ネペのつるをもらってもいい?


それを自分がもらってもいいかを確認してきます。
そもそもルミスを安心させるためだけに取ってきたようなものですから特に拒否する理由もなく、手にしている蔓を差し出してあげると、ルミスはいきなりそれを突き出して来られたことに怯えながらも、指で摘まむようにして蔓を受け取りました。
そして、迷惑ついでにもう一つ頼みたいことがある、と願い出るルミス。
今度は何かと聞いてみると、彼は今渡した蔓を剥製にしたいと思っていると話します。
自分の兄のテリスは植物学者だから、


ネペを標本にしてあげたら


このネペを剥製の標本にしてあげたら喜ぶのではないか、とルミスは考えたのでした。
だからそのための材料を集めてほしいというのが、今回の彼の頼みごと。
その間ルミスは、


しっかり触れるように


蔓をしっかり触れるように頑張っておくそうです\(^o^)/


材料を揃えてルミスに届けると、


これで標本が作れる


彼はこれで標本が出来ると喜び、早速作業に取り掛かります。
その手つきは凄く危なっかしいときもあったりしましたが、彼の表情は真剣そのもの。
やがて、


ネペの標本の完成


ネペの標本は完成し、ルミスは達成感に満ちた様子で一息吐くと、それをちょっと誇らしげに掲げてみせました。
後はそれを兄のテリスに届けるだけ。
…なのですが、先程の満ち足りた表情は一変、みるみるうちに曇っていってしまいます。
最初に彼は話していましたね。兄弟だから仲良しというわけではない、と。
案の定、ルミスはプレイヤーに、標本を兄へ届けてもらえないかと訊いてきました。
兄は自分のことが好きではないから、


直接行ったら受け取ってくれない


直接渡しに行ったらきっと受け取ってもらえないと言って。
折角兄のために作ったのだから、自分で渡せばいいと思うのですが、ここは兄弟の仲が複雑であることを察して、その依頼を受けてあげることに。
どうやら彼の兄・テリスはまだ駐屯地内にいるらしく、ルミスとよく似た顔をしているそう。
早速テリスを探して標本を届けてあげましょう。


ルミスの言っていた通り、テリスは本当にルミスにそっくりで、というかぶっちゃけ眼鏡をかけていない以外同じ容姿をしていて、すぐに発見することが出来ます。
ここでのテリスとの会話の前半部に、当時撮っていなかった選択肢の差分があるので、しばらく再撮影したSSも使用していきます。


ルミスの兄と思しき人物に声をかけてみると、彼は鼻歌交じりに、今日はどの研究を進めようかと物思いに耽っていました。
ここでは毎日新しい発見ばかり、と楽しそうな彼は、


天才に生まれてごめん


代表に選ばれるほどの天才に生まれてごめんね!とすっかり自分の世界に浸っています。
一体誰に謝っているのかと突っ込んでみると、


誰に謝っているかって?


代表に選ばれなくて異世界に来られなかった人達? と冗談めかして答えました。ちょっと傲慢なことを言ってみたかったと。


傲慢なテリス


そればかりか楽しそうに「傲慢なテリス=ブラック」と名乗り出す始末。
新しい発見ばかりという点については同意すると、


意見が合うと嬉しい


意見が合うと嬉しい、と彼はこちらに食いついてくると、


植物学者のテリス


自身のことを「植物学者のテリス=ブラック」と紹介し、共和国の代表として駐屯地に来ていると話します。
やはりこの人がルミスの兄のテリスで間違いありませんでしたが、それにしても兄弟で随分と性格が違うようです。
兎も角、ルミスから預かってきた標本をテリスに渡すと、それを見たテリスは声を上げて反応を示しました。
…が、


ネペの標本はここへ来たその日のうちに


ネペの標本など、ここへ来たその日のうちに作ってしまったと、彼は面白くもなさそうに言います。
その言葉に違わず、テリスの背後には既に大小様々なネペの標本が並べられていました。
テリス曰く、


ネペの外見はゴラに似ている


ネペは外見がミッドガルドのマンドラゴラに酷似しているMob。確かにネペは超ゴラァと呼ばれているくらい、そっくりな見た目をしていますね。
ゴラに比べてネペは、この異世界の厳しい環境で育ったためにより強く進化したようですが、


二つの祖先は同じ


その系譜を辿ればゴラもネペも同一の祖先に辿り着くと考えていいようです。
だとすれば、彼らの祖先はどのような経路で別々の世界に散っていったのかという疑問が浮かび上がります。
それについて今のところ考えられる説は、


どのように世界を渡った?


全ての世界に繋がっている世界樹・イグドラシルを経由してきたか、魔王モロクの開けた亀裂のような世界の綻びを利用して9つの世界を流浪する群れがあり、その中の一部がそれぞれの世界で定住するようになったか…。
と、そこまで話したところで、薀蓄を語ってみたとテリスは笑い、ところで…と話題を切り替えると、


この標本をルミスが作った?


先程のネペの標本はルミスが作ったものと言ったか、と再度確認してきます。
それを肯定すると、


貴方は冗談が下手ですね


テリスは「貴方は冗談が下手」だと、声を上げて笑いました。
どうして笑うのか訊ねると、


そんなことは有り得ないから


彼は「そんなことは有り得ないから」と答え、なおも笑います。
本当にルミスが作ったのだと強く言うと、


弟をかばわなくったっていい


テリスはやはり笑いを抑えきれない様子で、弟をかばわなくていいと返してきました。
何故ならテリスは、


弟がネペを苦手としていることは


ルミスがネペのような植物を苦手としていることをよく知っているから。いつも助けてあげていたのは自分なのだから、と彼は続けます。
更にルミスが標本を作れないこともテリスは知っていました。どうやらミッドガルドにいた頃のルミスは、野蛮だし可哀想で怖いと言って、標本を作ることを拒んでいたようです。
だからルミスは、この異世界に来ても何の研究も出来ずにただ震えているだけ。
テリスはそんな弟のことを「学者の風上にも置けないやつ」だと非難し、「自分と同じ顔で情けない姿を晒していることが我慢ならない」と苛立ったように言い放ちました。
それでもプレイヤーは食い下がり、自分は嘘をついていないこと、今回の標本は間違いなくルミス本人が作ったことをテリスに伝えます。
流石にそこまでしつこく言われてはテリスも折れざるを得なかったのか、


ルミスが作ったものなんですね


投げやりな感じではありましたが、彼は「赤の他人であるプレイヤーがそこまで言うのなら信じよう」と言って、取り敢えずネペの標本はルミスが作ったものであると認め、それを受け取りました。
と、ここでテリスはいきなり、


ピンギを見たことはある?


ピンギキュラを見たことがあるかと訊ねてきます。
突然のことで驚いてしまいましたが、彼が言っているのはもちろんあのピンギのこと。
テリスはピンギについて、なかなかに興味深いものだと話し、


何より可愛らしいのが特徴のピンギ


この世界にしかいないし、何より可愛らしいと付け加えます。可愛らしいについては大いに同意=w=
そのピンギが生息している地域は、スプレンディッドFと呼ばれており、


植物にとっては天国


水が豊富で温暖な場所であるため、植物にとっては天国だろうとテリスは説明してきました。ほほー。
そのスプレFは、


外出許可も取ってあげる


駐屯地の西側の橋を渡ればすぐのところだし、警備隊にも自分が連絡して外出許可を取ってあげると話すテリス。そうですかー。
…っとここまで生返事をしていると、ついに業を煮やしたテリスが、


ルミスのことを考えたいんだ


自分はルミスのことを考えたいのだから、貴方はピンギを見てくればいいんだと声をあげて言ってきました\(^o^)/
まぁ折角教えてくれたのですし、何やらテリスはルミスのことを気にしてくれているようですし、しばらく邪魔しないようにピンギと戯れてきましょうか。


ピンギを倒して帰ってくると、


テリスと警備隊


テリスが深刻そうな顔をして警備隊の人と話をしていました。
どうやら困ったことが起こっているようで、何か対策をしなければと眉間にしわを寄せて溜め息を吐いています。
しかしプレイヤーの顔を認めると、すぐにその表情は人懐っこい笑みに変わり、


ピンギは可愛らしかったでしょう


「ピンギは可愛かったでしょう」と声をかけてきました。
ピンギの生息するスプレFは、


果てしなく平穏なスプレ


母親のぬくもりに包まれているような果てしなく平穏で青い世界。
対するマヌクFは、


冷たい空気に満ちたマヌク


心臓まで凍てつくほどの冷たい空気に満ちた青い世界。


ここまで相反した世界が


ここまで相反する環境がこんなに近い距離に存在しているなんて、他では見られないだろうとテリスは語ります。
このことを興味深いと話すテリスに、何か秘密があるのだろうかと返すと、


それを解明するのが僕達の役目


それを解明するのがここに来た自分達の役目だと彼は説き、


たった今貴方に与えられた使命


そしてたった今貴方に与えられた使命でもある、とプレイヤーに向かって宣言。ですよねー\(^o^)/
兎も角話の続きを聞いてみると、


特殊な測定器を設置した


テリスは異世界の自然環境や植物の生態等について調査をするため、駐屯地の外部地域に特殊な環境測定器を設置したそうです。
けれどその大事な測定器を、


測定器を凶悪な蹄で壊すやつが


凶悪な蹄で壊す存在がいるのです。
その犯人の名はコルヌス。


コルヌスに測定器は危険だと


そのコルヌスを懲らしめて、測定器に手(正確には脚)を出すのは危険であることを叩き込んで来てほしいというのがテリスの望み。
なるほど、先程テリスが警備兵から聞いていたのは「また計測器が壊された」という報告で、それに対してテリスが導き出した策がこれってことですね=w=;
どうにも強引な頼み方ですが、異世界の研究が滞るのは望ましいことではありませんから、引き受けてあげることにしましょうか。


というわけで異世界の生態研究クエ前半でした。
このクエのタイトルに結構頻繁に「異世界の」と付けているのは、生態研究だけだとリヒの生体関連クエと混同されることが多いからです。しかもこっちの方がマイナーだから((((;゜Д゜)))
一応この時期にはもうクエSSの撮り方に気を遣うようになっていた覚えがあるのですが、それにしてもえらいカメラを引いた状態にしていますね=w=;
このクエも「会議のおとも」と同じく、前半部ではあまり登場人物に魅力を感じ辛いのですよねー…。
その上、三ヵ国への報告書の前提となるクエ4種の中で最高の難易度を誇るため、敢えて挑もうという人も少ない不遇のクエだったりします。
私自身、生態研究は異世界実装当時と今回の2回しかクリアしたことがありません\(^o^)/
元々そういう状態を打開すべく、難易度調整という名目で内容変更が行われたはずなのですけどね=w=;
その変更パッチで、何処が挿し替わったかというと以下の通り。
・最初にルミスが怖がるMobがネペからピンギに変更。それに伴って収集アイテムが丈夫に見えるつるから鋭い葉っぱに。
・テリスに見てくるよう言われるMobがピンギからダークピンギに変更。
・測定器を壊すMobがコルヌスからアクエレに変更。
前2つを見ると、割りとやりやすくなったように思えるのですが、最後のアクエレが鬼門過ぎて、やっぱりクエをやる人はあまり増えなかったという\(^o^)/
しかしですね、このクエは異世界実装当時に駐屯地にやってきたプレイヤーキャラの「クエ開始だけはしている率」が異常に高いという面白いクエだったりします。
異世界実装当初、駐屯地からスプレFやマヌクFへ出られるのは、警備兵の台詞にある通り「一部の研究員及び警備隊から許可を得た者」だけでした。
その外出許可を比較的楽に得られるのが確か、「駐屯地の人々」でテントを修理する材料を収集するパートに到達するか、「生態研究」で何かしらの依頼を受けることだったのです。
つまり異世界で狩りをしたかったら、ルミスからネペ退治(正しくは丈夫に見えるつる収集)を頼まれるところまで生態研究を進めるのが一番手っ取り早い方法だったんですね。
しかし現在は駐屯地に到達した時点で、問答無用でFに出られるように変更されました。
…それと同時に、今回掲載している警備兵とのやり取りは消滅してしまいました。
これが分かっていたら、「駐屯地の人々」の方でも警備兵に外出許可をもらう会話を残しておいたものを…。全く惜しいことをしたものです(´・ω・`)


話が脇にそれましたが、クエの内容としては、やっぱりこの時点ではまだあまり面白くなかったりしますね。
初見のときには、ルミスのあまりにも頼りなさ過ぎる様子や、そんな彼を馬鹿にしたようなテリスの発言にイラッとしながらクエを進めていました=w=;
この当時はオーラでないキャラの場合、ピンギを倒すのすらそれなりに大変だったのに(ルシオラに一発K.O.されるから)、必死の思いでクエを進めてもこんな内容って…みたいな感じで。
ただこの時点でちらっと、あまり兄弟仲が良くないと自ら口にしているルミスとテリスから、お互いのことを考えているような発言が出て来ているのは良いですよね。クエを進める原動力になりますw
また、既にテリスによるネペについての考察が登場していますが、この先こういった異世界についての研究内容が次々話題として上がってくるのがこのクエの醍醐味。
その中には、今となっては異世界の常識となっていることも結構含まれますが、当時はそれを知って驚いたものです。
そしてそして、この当時はラフィネの存在すら明らかにされてはいなかったわけですが、ちょっと頭を現在の異世界の状況を知っている状態に切り替えて、生態研究クエの連合軍上層部の指示とビフロストクエでのスプレ前線基地のラフィネ達の様子を比べてみると、なかなか面白いなと思ったりもします。
連合軍は、異世界に到達した直後からミッドガルドからの配給物資だけに頼っているわけにはいかないと考え、現地で調達出来る食料を探し始めています。
一方、スプレ前線基地のラフィネ達は、亀裂によってビフロストが分断され、本国からの補給物資が届かなくなって初めて身に迫る危機を感じ、食料を探しに基地の外へ出て行っていました。
この差を比べると、如何にラフィネがこの戦争を突発的に始めたかが分かるように思えます。
一応スプレ前線基地の司令官・レビオルディルはドナと思われるので(ドナという定義が登場したのはエクラージュパッチからですが)、知力も思考力も長けているはずなのですが、それでも基地は現状維持がやっとの状況まで追い込まれているわけですからね。
ラフィネの歴史において異世界の種族を攻めたことがなかったのか、あるいはこんなに戦争が長期化するとは思っていなかったのか…。少なくとも綿密に計画を練った上でヨトゥンヘイムまで遠征してきたとは考え難いんですよね。
因みにこのスプレの困窮状態は、プレイヤー達冒険者が物資の運搬を代行したことによってひとまずの解決を見たことが、エクラージュの王クエ冒頭で語られています。
まぁこの辺は私の勝手な考察なのでこれくらいにしておきまして、最後に記事のまとめの都合上、クエの内容紹介部分には載せなかったネタなんぞを。


実はルミスにMobを倒してきた証拠の品を見せるパートにおいて、


ルミスに教育的指導


情けない姿を晒しているルミスに対してアクションを起こせる選択肢が存在しました。
例によって異世界実装時にやったときには素直に戦利品を渡してしまっていたので、この選択肢の存在すら忘れていたのですけどね((((;゜Д゜)))
本当はこちらも、テリスに会いに行ったときの選択差分のように本文中に入れてしまいたかったのですが、撮り直したものだと選択肢に「ピンギキュラ」と入ってしまっているため、差し替えの説明なしにいきなりそこに突っ込むのもどうかなと思ったのでこちらに回しました。
既に上に書いてありますが、ここでのピンギは以前のネペに相当するMobです。
でもって、折角そう出来るようになっているのですから、ルミスを叱り付けたり応援したりしてみましょうw
まず、それでもMob学者なのか、とルミスを奮い立たせるべく叱ってみると、


何が分かるっていうんですか


学者と言っても千差万別なのだから、僕の何が分かるんだ、と弱々しいながら睨みつけてきます。
いつになく反抗的ですね=w=;
逆におだてつつ励ましてみると、


それは理屈じゃない


気持ち悪くて怖いのは理屈じゃないのだから無理との返事。
言いたいことは分かりますが、その頑固さをどうして異世界に来るのを拒むことに使えなかったのかとw
そんなわけでー、この前半パートはMob差し替え前後の比較とか色々考えていたらビックリするくらいSSが増えていましたが、後半は後半で二人の研究成果についての考察が出てくるので、やっぱり何か重たい内容(容量的な意味で)になりそうです\(^o^)/

[2013/10/14 12:59 ] | クエスト | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
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