二人の夢見た景色(悠久なる絆その5)
いよいよ佳境に入ってきた悠久なる絆クエ。
今回はいよいよこのクエのメインである、「あの話」の事実が明らかになっていきますよ~。
この辺りはなかなかに華やかな場面が続くので、そういった点でも見所あるパートですね!
あと今回はビフロストタワー内でクエを進めていくのですが、NPCとの会話中にスキルやアイテムが使えなくなったことに対するフォローなのか、イベント自体は全て同じ形状の別マップに自動転送されてから進行します。
おかげでMobに叩かれることなく落ち着いて話を読んでいくことが出来るので、これはいいシステムでした。
ではではどぞ~。


※※※以下には、「悠久なる絆」クエストのネタバレを含み、エクラージュに関するクエストのネタバレに類する情報を含む可能性があります※※※





ヒエールから通信機を借り受け、エスランと会うためにやってきたのはビフロストタワー。
その内部を歩いていると、広い部屋の中央に置かれた石碑の前で通信機が反応を示しました。


再び会う幻影


ホームツリーの吸い込むエネルギーが予想より大きい、と言うその声は、ロベルがある程度は調整してくれているだろうけれどやはり無理だったのか…と焦りを滲ませています。
話している内容や、ロベルの名を口にしていることから、彼は間違いなくエスランでしょう。
石碑に近付いて声をかけてみると、


貴方がエスラン?


向こうもこちらに気が付いたようで、これは何だと不思議そうに呟きました。
彼に、貴方がエスランなのかと訊ねてみると、


何故名前を知っている


より姿が鮮明になった彼は、「何故私の名を?」と疑問を口にすることによってそれを肯定。
そしてその姿は何と、見間違えるほどクレヴァーにそっくりでした。ヒエールとロベルが瓜二つであったように、クレヴァーとエスランもとてもよく似ていたのです。
戸惑うエスランに、これまでのことを話すと、


遠い未来から来た


「遙か先の未来からきた?」と彼は疑問符を並べ、ロベルもそうだったように、とても信じられないといった表情を浮かべました。
このままでは話を続けるのにも支障が出てしまうので、ヒエールのように上手くは出来ないでしょうけれど、エスランにも通信機について説明し、正確には未来から来たのではなくて、少しの間だけ過去と未来の交信が可能になっている状態であることを伝えます。
その説明で彼が納得してくれたかは分かりませんが、交信出来る時間は限られているので、エスランに質問をさせてもらうことにしました。


エスランに聞きたいこと


…それにしても見れば見るほどクレヴァーにそっくりなエスラン。もしかしてクレヴァーとヒエールはエスランとロベルの生まれ変わりなのかという考えが頭を過ぎりますが…、いけないいけない、今は兎に角、訊くべきことを訊かなくてはいけませんね。


まずは元老会について。どういう組織かの概要についてはクレヴァーから聞いていますが、実際に彼らが当時何をしたのかは、訊いておく必要があるでしょう。
その問いに対し、エスランは開口一番、


元老会は化石のような存在


彼らのことを「腐った組織」「化石のような存在」と表します。
元老達は軍の統率や政治、文化に至るまで、あらゆることに干渉しようとしているばかりか、


全てのことに干渉しようと


ラフィネ一族の存亡に関わる首都再生計画にまで首を突っ込んできました。
更には、このエクラージュの地で首都を復活させることを選んだ、若年のラフィネ達の合理的な計画をないがしろにし、


首都再建は元老会中心で…


何としてでも、自分達を中心に首都再生計画を進めようとしてきたのです。
だから無理をしてでも南方の森を駐屯地にすることを目論んでいるようですが、


ふざけた計画を進めている


それはエスランから言わせれば「ふざけた計画」。
元老会の強行を許すことなど若いラフィネ達には出来ず、


若いラフィネ達はそれを許せない


そのためにエスランとロベルは、この地がまだ再生可能であることを訴え、移転計画を留めていました。
けれどそんなエスランにも気に掛かることがあるらしく。


それは成功した場合の話


大地の再生が可能という話ははったりではなく、もちろんその方法も考えてはあるのですが、この大地を再生出来るのはそれが成功した場合のみ。もし失敗したらこれまでより多くのラフィネ達が、元老会によって南方に派遣されるだろう、と彼は言います。
それでもエスランとロベルは、


若いラフィネの犠牲は増やせない


これ以上、元老会の手によって、若いラフィネ達の犠牲を増やすわけにはいかないと強く思ったのです。


続いて、ゴシップ誌に書き込まれていた、エスランとロベルが言い争っていたという話について。
その問いを聞いたエスランは、自分達が元老会の前で争ったことだとすぐに思い至りますが、


二人が元老会の前で争ったこと


遙か遠い未来の者がそれを知っていたことに、少し複雑そうな様子でした。
当時エスランとロベルは、元老会の首都再生計画への介入を如何にして防ぐか考えを廻らせていました。手を打っておかなければ彼らは必ず南方への首都移転を持ち出してくるに決まっています。


元老会の介入を防ぐために


そこで二人は、わざと激しく対立をしたのです。
ホームツリーの創造を優先するか、大地の復活を優先するか。
それがどうして相対する論議となるのかは、最初にエスランとロベルの姿が垣間見えたときの二人の会話等を思い出してもらえれば分かるはずです。ホームツリーはその成長の際に大地から大量の生命力を奪ってしまうため、その周辺は不毛の地になってしまう…という話がありましたよね。
兎に角、エスランとロベルにとって大事だったのは、どちらの案が選ばれるかではありませんでした。


二人の案に意見が集中すれば


彼らの二つの案に周囲の注目を集められれば、それでよかったのです。
何故なら、


第三の案を潰すために


二つの案をエスランとロベルが出した時点で、そのどちらが採用されたとしても二人で平行して両方の作業を進める覚悟を決めていたから。ホームツリーを完成させつつ、その力を利用することで大地を生き返らせる方法が、一番早くてシンプルだ、と二人は話していましたね。
第三の案…南の森への首都移転という、元老会の計画から周囲の目をそらせたくて、エスランとロベルはそんな強行手段を取ったのでした。
結果的に、エスランとロベルの目論見通りに事は進みました。


二人の思い通りに


ただ、二人の計画によっても多くの若いラフィネ達が犠牲となったため、元老会が南方への移転を強要したことについても、言及されることはありませんでした。
その頃のことを思い返したエスランは、


ロベルにもう一度会えるなら


もしロベルにもう一度会えるなら、そのときの話をしたい、と感慨深げに口にします。
…このエスランの一言、とてもさり気ないのですが、あれっと思わされますよね。エスランとロベルは共同で作業を行っているはずなのに、二人は別々の場所にいて、しかももう随分会っていないようなことを言っているのです。


最後に、大地を復活させる作業の進捗状況について。
それを訊ねると、エスランは「正直言って自信がない」といつになく弱気な発言をしました。


今のビフロストは崩壊し過ぎている


彼の時代のビフロストはあまりにも崩壊し過ぎていて、いくら生命力を注いでもきりがない状態だったからです。
更に問題はそれだけに留まらず、


ホームツリーが予想以上に


ホームツリーが成長するために吸い上げる生命力が、当初二人が想定していたよりずっと多かった上、その吸収範囲はかなりの広域に及んでいたのでした。
けれどその点については、ロベルが何とかしてくれているだろうとエスランは述べます。


ロベルが命を懸けて


一度イグドラシルと繋がったホームツリーは、育ち切るまでその周辺地域を壊滅状態に陥らせますが、その暴走を最小限に抑えるために、今頃ロベルが命をかけているはずだから。
ホームツリーの創造ってそこまで大変なことだったんですね((((;゜Д゜)))
ここまでの説明で、こちらの状況を把握出来たかと訊ねてくるエスラン。
今、エスランとロベルは別々の任務に就いています。


二度と離れることの出来ない任務


失われていく生命力を補うため、ビフロストで大地に命を吹き込むエスランと、ホームツリーが急激に成長して周囲を死の大地にしてしまわないよう、その暴走を抑えるロベル。
一度始めてしまったら、二度とその任から離れることは出来ません。


どちらかが離れたとしたら


どちらかが役割を放棄してしまったら、お互いの均衡が崩れてしまうから。それは即ち、ホームツリーとビフロストの大地の両方共失うことを意味します。
だから、並大抵の相手に、そんな大役を任せることなど出来ません。
相手がロベルだったからこそ、


相手がロベルだからこそ


信頼している親友だからこそ出来る作業なのだと、エスランは語りました。
そうは言っても、今の彼らは、自分達の行為が正しい方向に進んでいるのか全く分からない、手探りの状態です。
故に、拭い切れない不安があることも確かでした。


けれど不安にもなる


それでも向こうを信じて作業を続けるしかないと話すエスランに、プレイヤーは必ず上手くいくことを伝えます。
二人の生きた時代から遙か遠く離れた未来には、このビフロストは多くの植物が生い茂り、生命に溢れる大地になっている、と。
その言葉を耳にして、


未来では成功している?


自分達の計画は未来では成功しているのか、と縋るように訊いてくるエスラン。
そんな彼に、一緒に外へ出てみないかと提案します。
エスランはその申し出に頷き、


一緒に外へ出てみよう


自分の目で確かめると言って後をついてきました。
ビフロストタワーの外に出たエスランは、


エスランとビフロスト


歓声と共に満面の笑みを浮かべます。
そこに広がっていたのは、


本当に夢ではないんだな?


一面に花の咲き乱れる大地。
本当に夢ではないのだなと念を押してくる彼に、


幾千万の生命の大地


今見ているこの光景が、数千数万のラフィネ達を抱く生命の地、エスラン達が守り育てたビフロストの、未来の姿だと答えます。
このシーンで初めて、エスランが笑顔を見せるですよね。まさにとっておきみたいな感じで。
ロベルとホームツリーの対面シーンも素敵なのですが、このエスランの笑顔から色鮮やかなビフロストの様子が映し出される演出がとても印象的で、このクエの中で一番気に入っている場面です。
感極まったエスランは、目に涙を溜めながら、


私は間違っていなかった


本当によかった、自分は間違っていなかったと繰り返し呟きました。
そして何かを思い出したかのように、こちらに一つの質問を投げかけてきます。


ロベルとホームツリーは?


ロベルは、ホームツリーはどうしたのかと。
もちろんホームツリーも成功していると答えると、


ロベルの苦労も


エスランは再び笑顔になって、ロベルの苦労が報われたこと、彼もまた間違ってはいなかったことを喜びます。
すっかり元気を取り戻したエスランは、


ホームツリーも見てみたい


是非ホームツリーも見てみたいと言い、その場所へ連れて行ってくれないかと頼んでくるのですが…、通信機の問題で、残念ながらプレイヤーがその願いに応えてあげることは出来ません。
そのことについては理解を示してくれるエスランでしたが、やはりロベルも成功したという確証がほしいようで、


本当にロベルも成功した?


自分をがっかりさせないために嘘をついているのではないかとまで言い出します。
そんな彼を説得するために、プレイヤーはホームツリーの葉を持ってくることを提案。咄嗟のことなのに、よくその手を考えられたな自分!…とか思ってましたw
その申し出にはエスランも納得の様子で、


ホームツリーが正しく育ったなら


ホームツリーが育ったのならその葉も見事なものだろう、他の植物では見ることの出来ない特別な輝きがあるはずだ、と話します。
その葉にはどんな特徴があるのか訊ねてみると、


その葉は黄金のような光を放つ


エスランも実物を目にしたことはないようですが、理論上では生命力が豊富になったホームツリーは黄金のような光を放つのだと教えてくれました。
それ以上のことは彼も知らないそうですが、


ホームツリーの葉なら見れば分かる


でも本物のホームツリーの葉であれば、そこから湧き出る生命反応はとても強いから、一目見れば必ず分かると断言します。
そしてもし、その成長したホームツリーの葉をプレイヤーが持ってきてくれたなら、


もしそれを持ってきてくれたなら


自分は絶対に諦めない、とエスランは決意を述べます。当然それは、ロベルの成功を無駄には出来ないから。
更にエスランは、


もう一つ頼みたいこと


ロベルのところに行くならもう一つ頼みたいことがあると言うと、おもむろに自身が身に付けていた首飾りを取りました。
彼の頼みとは、それをロベルに渡してほしいということ。


友への誓いの品


もう二度と会えないかも知れないけれど、目的を果たすまで自分は絶対に諦めないという、誓いの品として。
それを言い終わると同時に、


ぼやけるエスランの姿


通信機の限界が来たのか、突然エスランの姿がぼやけ始めます。
やがてエスランの姿は消え、


消えていくエスランの置き土産


彼の首飾りだけがその場に落ちて残されました。


そんなわけで前回のロベル登場編に引き続き、エスラン本格登場編でした。
クレヴァーとエスランも、ヒエールとロベルのように瓜二つではありますが、やはり一度の例外を除いて、終始クレヴァーはドットグラ、エスランはは立ち絵で表現されているので、混同することはない…というかこちらの二人は直接顔を合わせることがないので、分からなくなる可能性自体がありません。
やっぱりこのパートはもう、エスランが蘇ったビフロストの大地を目の当たりにする、色鮮やかなシーンの素敵さに尽きると思います。
特に直前に、ひたすら不安そうな顔のエスランと荒廃した土気色のビフロストの姿を見せられているだけに、嬉しそうな笑顔のエスランと花の咲き乱れるビフロストが現れた瞬間には、思わずうわーと声が漏れました。
ロベルもホームツリーを目にしたときにはエスランと同じくらい感激したはずですが、クールな性格なのでここまではっきりとその喜びが表に出ていないのですよね=w=;
でもって、これはすっごいアピールしたいのですが、私は↑の文章の中で自分が正しかったと分かったエスランが「目に涙を溜めて」いたと書いています。でも、ロベルのときにはモノローグで涙を流したと示されているのに対して、エスランの方にはそういった記述はありません。
でもですね、エスランの泣きそうな顔には実は2種類のパターンがあるんですよ。1つは顔をゆがめたもので、もう1つは更にその目元に涙が描かれているもの。違いが目元しかないので分かり辛いのですが、確かにエスランは、ロベル同様自身の努力の成果を目にして涙を浮かべているのです。
この涙が描かれたエスランの立ち絵は本編とクリア後合わせて4回しか使用されていないのであらかじめ知っていないと見逃してしまいますね=w=;


そして今回は衝撃の事実も判明しました。というか全体的に疑問点回収パートでしたね。
二人で並行してホームツリー創造と大地の再生をすると話していたので、てっきり協力作業をしているのかと思ったら、お互いそれぞれの持ち場で、離れ離れになりながら自身の仕事に尽力していたのですね。
相手のことを信じながらも、自分達のやっていることは本当に正しいのか、この計画は成功するのかといった不安は、常に二人に付き纏っていたのでしょう。
クエ前半の二人の会話にもあったように、ホームツリーの創造にかかる年月は200年ほど。元々寿命の長いドナではありますが、これは恐らく、二人の残りの一生をかけた計画だったはずです。
月間エクラージュで読めなくなっていた項の「永遠の別れ」とはきっとこのことでしょうね。
お互いを信頼しているが故にお互いに命を懸けて、もう二度と会えないであろう道を選んだ覚悟は、とても壮絶でとても切ないです。
そしてそれほどの功を立てながらも、歪められた歴史の中に埋没されていく二人の名前…。もう遣る瀬無くて仕方ない。
そういえばエスランと恐らくロベルも、成長したホームツリーの姿を見たことがなかったというのがちょっと衝撃でした。てっきり一度枯れてしまったホームツリーを新たに再生しようとしているのだと思っていたので。
本当にこの二人の計画は、未知のことだらけだったのですね。
でもって、やっぱり気になってしまうエスランの服装。パッと見ロベルの方が露出が多いように思えますが、エスランの方はがっつり体のラインが分かるという=w=;
繰り返しになりますが、ラフィネ族は自分の衣服を自由に好みの形へと変化させることが出来ます。
もう絶対ラフィネ一族は自分達が外見的に優れていることを深層心理とかのレベルで把握してるんでしょ。だから多少無理な頼みをしても許されると思ってるんでしょ((((;゜Д゜)))
あとエスランとロベルの関係についてあーだこーだ言う人もいますが、この話は絶対男同士の友情じゃないと成立しないと私は思っています。
生命の研究をしていた術師と言えど、理詰めなだけでなく、敢えて対立して見せて第三の意見を潰すとか、結構力尽くなことをやっていたりしますしね。
そうそう、今更ですが、このまとめ記事において「学者」とはクレヴァーとヒエールのことを指し、「術師」はエスランとロベルのことを指しています。
さて次回は再びロベル回ですね。台詞のSS全部掲載出来るくらい余裕を持たせてあるので載せまくりです。うへへ。

[2013/07/19 22:53 ] | クエスト | コメント(0) | トラックバック(0) | page top
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